Life Curation Web

Culture Web。スーツ、旅行、レストラン。グルメ☆は食べログ、ホテル☆は一休.comが参考

黒尊(魚介居酒屋 高知県高知市) 私はまだ鰹を知らなかった

日本中の最高の素材が築地(今は豊洲)に入ってくる。一流の料理人も集まる。だから東京で日本中の美味しいものが食べられる。何処かで聞いてなるほどなと思ってました。しかし、それぞれの素材の味とそれを生かす調理法を良く知っている人はやっぱりそれぞれの産地に要るんだなと強く考え改めさせられたのがこちらのお店でした。

高地にふらりと来てなんかいい店ないかなと当日予約の電話をしてると、偶然にも一人なら入れると黒尊を予約。

黒尊は比較的市街中心部にありますが、細かな路地を入ったところにあります。かなり年季の入った道です。ちょっと入りづらい雰囲気。

f:id:namarem:20210802231133j:image

店内は狭く、カウンター周りに8席ぐらいかな?座敷とかあるみたいですが、使ってるのかよくわからないです。
f:id:namarem:20210802231119j:image

メニューはお任せになるようです。ででんと大きなあん肝と、なんだったかな魚卵。。すごい量。
f:id:namarem:20210802231116j:image

食べてる間にカツオの柵を取り出し、炭火の網の上でじっくり焼きだします。はー、これが鰹の炙りかー。

次の皿。カツオの塩たたき、ぶりぬたとタイだったかな?こちらのお店ではまずカツオとぶりぬたなどが入った刺身盛りをまず出して店主が様子を見るそうですが、まぁとにかくすごいボリューム。これ私1人前です。

f:id:namarem:20210802231113j:image

カツオの塩たたきは最も美味しい食べ方として今では有名ですが、もともとはこちらのお店でやっていた所、高知名物と座屋などが真似始めて全国で広まったそうです。醤油は付けずに、スライスニンニクを載せてワサビで食べます。こんな食べ方初めてや。。

このカツオの塩たたきが凄かった。

食べた瞬間、え?これ本当にカツオ? いや肉、、いや肉ではないけど魚ではない、、けど肉に近いかな。。。でもカツオ。臭みはない(決してニンニクのおかげで臭みがないわけではない)。魚を食べてる気がしないけど、、美味しい。。。カツオって本当はこんなにおいしい魚なのか。こんな肉質になるのか。美味しいを通り越してただひたすら衝撃的でした。

f:id:namarem:20210802231130j:image

ぶりの上に載ってるのはぬたという、葉のものを擦ったソース。酢味噌か何か和えるのかな。。?説明を忘れてしまったので他のお方の情報を見てみましたが、にんにくの葉をすってるみたいですね。油の強いぶりなどはしょうゆをはじいてしまうし、味も脂っこいのでこれが一番うまいとのこと。確かに脂っこい太いぶりをがぶりと食べれてしまう。これも食べたことが無いおいしさ。。醤油では油で飽きてしまうのでこの食べ方なんですね。。もう刺身を食べてる感じがしなかったです。「刺身は醤油だけで食べるモノでは無いことを発見したby醤油文化圏関東民」といった気分です。

このぬた、私の記憶が確かなら北陸の方での食べ方に習ったと説明してた気がします。でも高知ではニンニクのヌタというものがポピュラーだとか。。この組み合わせも大将が考えたのだろうか。。。

 無事刺身を食べ終わると問題が発生。量が多すぎて、刺身を食べただけでおなかがいっぱい。しかし、こんな素晴らしいお店でこれで終わるのは悲しい。。。!店主もおなか一杯そうにしている私を見て次はどうするか聞いてくれるので、焼き物とかあるというので、じゃあ焼きを。。。と頼む。

f:id:namarem:20210802231122j:image

ぶりのほほだったかなぁ。これもまぁ美味しかったんですが、トマトがまた人生で食べた中でも最高に近いおいしさでした。。。こんなトマトどこで手に入るんですかね。こちらも高知産らしいですが、東京でもこの甘さと酸味の素晴らしいバランスのトマト会えないと思いますよってぐらいおいしかった。

少しお店の話題から離れますが、焼き魚をおなか一杯過ぎて苦しそうにしながら食べてたら大将や見かねた横の夫婦のお客さんと会話になりました。何て名前ですかという話から珍しい名前だったので、もしや〇〇って知っているという話になって唖然。どこの学校ですか?〇〇ですか?そうそう。あ、それ兄ですね。。。そう、隣客が兄の高校同期というミラクルが東京から遠いこの地で起こりました。その後盛り上がり一緒に二件目(飲みだけですが)行くことになったのですが、まぁそれはまた別の話で。

黒尊の料金は5-6,000円ぐらいでした。量と魚の質を考えると格安です。おいしい魚をたらふく食わせるという使命感を感じるお店でした。逆にある程度量を食べれないとお店が合わないかもしれません。あの塩カツオとブリぬたの大盛刺身をまず出すそうなので、それをクリアできないとその先まで味わえないというお店です。

しかし、それでも何とかして食べたいのがこのカツオの塩たたき。。。! 魚のコンディションにもよるかもしれませんが、これ以上のカツオをこの先の生涯食べる事は無いだろうと思わせる逸品でした。。。もちろんお寿司屋さんとか魚料理屋さんとかでもすごく美味しい鰹が食べるのですが、あれを超えるのは出会える気がしないですね。。ぜひ一度は食べてみてほしい一品です。

殿堂の鰹と大将のこだわりが止まらないお店でした。☆3.9

黒尊 (くろそん) - 大橋通/魚介料理・海鮮料理 | 食べログ

所在地: 〒780-0870 高知県高知市本町3丁目4−18
電話: 088-873-2624

鈴なり(割烹・小料理 四ツ谷荒木町) 飲屋の街で日本料理

新木町の開拓をしたくて割烹料理屋さんを予約。

四谷の荒木町は旧花街の名残がある飲み屋街。小道に小さなカウンターのみの小料理屋やバーが並びます。鈴なりは飲み屋街の奥まったところにあります。四谷三丁目駅から歩いて5分ぐらいかな。ちょっとどこも入りづらい雰囲気を漂わせてましたが、

f:id:namarem:20210802004600j:image

こちらはそんなことありませんでした。中に入るとテーブル席が二つ。

f:id:namarem:20210802005155j:image
奥のカウンター席からは常連さんの賑やかな声が。場所がら常連さんが多そうです。常連ばかりの時はなるべくテーブル案内してくれていそうですけどね。
f:id:namarem:20210802005158j:image

1万円のコースを注文。こちらは飲み物メニュー(全てノンアルコール)

f:id:namarem:20210802124846j:image

食事に合うか分からないけどビールにしてみる。

f:id:namarem:20210802005739j:image

先付け。生ウニ、オクラ、ヤングコーンのジュレ。下の方に貝とかも入っている。期待が持てる。。!

f:id:namarem:20210802124505j:image

ホワイトとうもろこしの揚げ物をサマートリュフを効かせた餡掛けで。揚げとうもろこし美味しいですよね。。衣が薄いのがいいんですよね。

f:id:namarem:20210802124513j:image

八寸。オクラフルーツトマトとジュンサイ
ウナギとキュリ、金時草のおひたし、ばいがい
ミニ大根(超辛い)、車海老、はものお寿司

まぁこんなもんかな。バイ貝とジュンサイ美味しい。
f:id:namarem:20210802124526j:image
このお店のスペシャリテ。ウニの入った柔らかい茶碗蒸し。スープ茶碗蒸しって感じかな。。?フカヒレ 、蟹の内子がはいっているそうです。うーん、、、具の味をあまり感じない。そして熱すぎる。これで美味しくないはずはないとは思うのだが。。何かが間違ってる気がするけど何かは分からない。
f:id:namarem:20210802124537j:image

タイ、イカ、マグロの黄身漬け芽ネギと叩きオクラ添え。イカはカボス、タイはポン酢、マグロはお好みで海苔に巻いて。タイが薄く作られて美味しい。。イカも美味しいですが、瀬戸内海のイカが美味かったので美味しさが霞んでしまった。
f:id:namarem:20210802124553j:image
f:id:namarem:20210802124605j:image

おかひじき胡麻和えで一休み。
f:id:namarem:20210802124614j:image

焼き物だけど揚げ物。アマダイのカレー風味揚げ?何故かもずく添え。普通の塩焼きでええんやで。
f:id:namarem:20210802124625j:image

煮物。とうがん、はも、鮑。ネギが硬めで邪魔になる。チグハグ感が。
f:id:namarem:20210802005533j:image

最後は炊き込みご飯。カリカリ梅と枝前鮎の出汁で。

f:id:namarem:20210802124635j:image

お椀によそってくれます。枝豆美味しい。。鮎は苦味がかなり強い。余った分はおにぎりにしてお土産に。
f:id:namarem:20210802124647j:image

桃のコンポート。桃はそのままが好きやで。
f:id:namarem:20210802124702j:image

あまりヒットしないメニューもありましたが相性の問題なのかな。。何でだろう。ちゃんとした日本料理で美味しかったというのが総じての感想です。

ただ、ちょっとこのぐらいの値段になってしまうと選択肢がかなり広がるのでコスパが気になりますね。。。気軽に行くには豪華な具材で無くて良いのでもう少し値段を抑えたいですね。次回7,500円のコースを試したいです。

気になったのが女将さん(?)らしき人。頭の回転が早くてよく気づくし、距離感が程よくて良いお店だなという印象を持ちました。電話の応対から機転が利く人だなと感じさせられましたが、居心地の良いお店にはこういった方が不可欠ですね。常連さんが親しげに挨拶して仲良く集まる理由がそこにありそうです。

夜の街で安心して楽しめる小料理屋に☆3.8

「鈴なり」 四ツ谷 荒木町の和食のお店

所在地: 〒160-0007 東京都新宿区荒木町7番地 清和荘
電話: 03-3350-1178


ル ブルターニュ(LE BRETAGNE)神楽坂店(フランス郷土料理 神楽坂 ) 本場ブルターニュのガレット

「世界は欲しいモノにあふれている」(略してせかほし)というNHKの番組をご存知でしょうか。

NHK総合で放送されていた海外輸入品バイヤーの旅番組で、毎回別の日本の人気輸入品バイヤーさんの旅に密着して世界中の素晴らしい商品の発掘とその旅の様子を紹介していく番組です。JUJUさんと今は亡き三浦春馬さん、その後鈴木亮平さんが代わってパーソナリティを務めておりましたがコロナ禍に入り取材が進まなくなり残念ながら現在は番組が終了してしまっています。

しかし、海外の素晴らしい文化とその品が輸入販売業者の手によって日本に入り、それによって日本文化が触発され発展していったのだろうことをよく認識させてくれる本当に本当に良い番組でした。

で、こちらのガレット店がせかほしで放映されたのを思い出して寄ってみました。ただ、ここは日本に最初にガレット持ち込んだお店らしく、新宿とか表参道とかにもお店を出しているので普通に有名なお店ですね。

神楽坂通り一本入ったところにあります。

f:id:namarem:20210731124808j:imagef:id:namarem:20210731124842j:image

結構いい値段します。ウェイターがフランス人のおじいちゃんでした。ダンディ。
f:id:namarem:20210731124828j:image
f:id:namarem:20210731124845j:image
コースもあります。
f:id:namarem:20210731124832j:image

店内は込み合っています。休みの日に予約なしで行って一組分待ちました。
f:id:namarem:20210731124838j:image

ジャガイモの冷製スープ(ビシソワーズ)f:id:namarem:20210801163125j:plain

人気だということでブルトンヌを注文。具がかなり重め。少し大味に感じるガレットでしたが、生地はサクサクして軽いです。

f:id:namarem:20210801163140j:plain

 ノルマンド。グリーンサラダが入るとヘルシーに食べられますね。

f:id:namarem:20210801163350j:plain

素直に1枚はトラディショナルにすればよかったかと少し後悔。二人でガレット2枚。ビシソワーズ(シェア)、飲み物一杯づつで5400円。

店内狭めなのでゆっくりしたい感じにはならないかな?気軽な友人とちょっと贅沢ランチするぐらいが良さそう。高島屋にも系列店があるのですが、そちらの方が席は広目だったので、偶に会う人と使うには高島屋のほうが使い勝手は良さそう。

シードルや前菜もしっかりとしてるので、シードルが楽しめる人にはもっと評価が高くなるかもしれませんが、、、ちょっと値段高めなので、神楽坂近辺で友達と会う時のランチに利用できればの☆3.4 

 

神楽坂店 │ 店舗案内 │ ル ブルターニュ(LE BRETAGNE) (le-bretagne.com)

所在地: 〒162-0825 東京都新宿区神楽坂4丁目2
電話: 03-3235-3001

sankara hotel&spa Yakushima/サンカラ ホテル&スパ屋久島 屋久島 南の島のリゾートホテル 2/2 観光編 縄文杉、ヤクスギランド、お食事処 潮騒

の続き(1/2はご飯と宿。2/2では周辺観光。)。観光は旅楽さんのツアーを申し込み。

屋久島ガイド旅楽(たびら) (tabira.biz)

白谷+西部のコースで一人14,000円x2+プライベートツアー料金+10,000円で38,000円。送迎兼ガイドさんが1名つきます。この日直近まで来ていた台風で道路がぐちゃぐちゃになってしまってたのでコース変更してヤクスギランド+白谷雲水峡コースになりました。

朝6時に宿でピックアップ後に屋久杉ランドへ。ヤクスギランドは森深くまでいかないとみられない屋久杉(樹齢1000年以上の杉を屋久杉と呼ぶ)がみられるのが魅力です。

f:id:namarem:20210801150958j:plain

f:id:namarem:20210801151524j:plain

f:id:namarem:20210801151528j:plain

 

f:id:namarem:20210801151925j:plain

大きいなー。でも高尾山でもみられる大きさな気がしないでもない。

お昼はリクエストでお食事処 潮騒に行ってもらいました!

首折れ鯖の刺身(いつもあるとは限らない)と大エビのフライ。地元の人もたくさんいました。うまいですねぇ。。。値段は東京とそんな変わらんです。

f:id:namarem:20210801152014j:plain

f:id:namarem:20210801151807j:plain

大エビも生臭くなく美味しかった。メニュー次第ですが☆3.6-7ぐらいかな。屋久島においては鉄板でしょうね。。夜も来たかったなぁ。。

 

午後は白谷雲水峡へ。渓谷沿いに登っていきます。こちらは結構歩きます。

f:id:namarem:20210801152313j:plain

f:id:namarem:20210801152415j:plain

f:id:namarem:20210801152441j:plain

こちらは深い森になっており、通路が木々の葉に遮られ暗めの森なのですがあたり一面に苔が生えているポイントがたくさん。。!屋久島の苔を楽しむ森です。雨が降っているため特に緑の色が濃く、苔も生き生きしています。

f:id:namarem:20210801152621j:plain

途中様々な苔の種類をガイドさんが説明してくれます。触るとフカフカしている。

目的地点の苔むす森。圧巻の苔祭り。きれいですねぇ。。

f:id:namarem:20210801152728j:plain

体力がある方、1日かけて白谷雲水峡コースを楽しむ方はこの先の太鼓岩を目指します。

 

さて、1日往復縄文杉です。引き続き旅楽さんのツアーに申し込み。一人15,000円で他の申込者との合同ツアーです。

縄文杉のコースは屋久杉、苔、森が楽しめます。縄文杉のコース行くのであれば、白谷雲水峡や屋久杉ランド行かなくても良いかなと思います。ただ、山登りそこそこする私でも1日で屋久杉から行って帰ってくるコースは疲れました。。特に雨降りっぱなしなので、少しづつ体が冷えて体力が奪われるのと筋肉が固くなりやすいのが辛いです。しっかりとした雨対策をすると楽かもですね。手ぶらで傘がさせるグッズとかあると楽だと思います。レインコートも1日中雨だと新品でもない限り雨でたいていずぶずぶになるので。。

さてツアーですが、朝4:15宿ピックアップです。これは結構遅めかもしれません。足の速くない人がいると帰りがかなり遅くなる可能性があるので、後述する登山口への乗り合いバスの速い便に乗るために3時代に出たい所です。特に個人で行く場合は帰りの乗り合いバスがなくなると大変です。バスがなくなると登山口から自動車の止められる乗り合い所まで戻ってこれなくなるので、健脚に自信がない場合は素直にガイド連れていきましょう。遅くなってもガイドさんが最悪迎えの手配してくれます。

ご飯は、サンカラでお願いするとあさひ弁当さんのお弁当や、サンカラの朝ごはん(パンだったかな?)を頼めます。支払いは宿の料金精算時に決済できるので楽ちんです。ご飯にしたかったのであさひ弁当にしました。ガイドの人が弁当をピックアップ。

f:id:namarem:20210801153208j:plain

荒川登山口へのバスの待合所。ここで座って並び、朝ごはんを食べます。バス代金もここで払います。トイレも済ませておく。(トイレはなんか箇所かありますが、いけるときに行くのおすすめ)

f:id:namarem:20210801153940j:plain

登山口到着

f:id:namarem:20210801154345j:plain

小雨の中登山スタート。

f:id:namarem:20210801154356j:plain

ロッコ道を歩いていきます。トロッコはトイレ整備とかのためにいまも使われているそうです。

f:id:namarem:20210801154438j:plain

昔のトロッコ

f:id:namarem:20210801154445j:plain

f:id:namarem:20210801154752j:plain

ひたすら歩く。

f:id:namarem:20210801154829j:plain

ロッコ終着点と最後のトイレポイント。こっから写真に見える階段を上っていきます。こう配があり山登りになっていきます。

f:id:namarem:20210801154851j:plain

2010年に幹が限界を迎えて折れてしまった翁杉。立派です。。。

f:id:namarem:20210801154927j:plain

ウィルソン杉。

f:id:namarem:20210801154946j:plain

映えスポット。

f:id:namarem:20210801155117j:plain

木の内側の枠がハートマークが見える。。!みんなの真似して撮ってたら、ハートマークが取れてたと後で気づきました。。通りで混んでたわけだ。。混雑期はここのハートマークをとるので数十分とか1時間待つそうです_(:3 」∠ )_
ウィルソン杉を超えたあたりから太い杉(樹齢1000年以上の屋久杉)だらけに。江戸時代・戦後の伐採が及ばなかった区域ですね。圧巻です。

縄文杉の展望台につきました。

f:id:namarem:20210801155747j:plain

縄文杉。写真ではスケール感が分からないのが残念ですね。。これは確かにすごいですね。。家が入りそう。

f:id:namarem:20210801155841j:plain

f:id:namarem:20210801155937j:plain

f:id:namarem:20210801160104j:plain
縄文杉をぐるりと270度くらい囲むように木製の展望台が設置されています。以前は縄文杉を触ったり、手をつないで囲んだりできたのですが周りの土を踏み固めることになり杉が少し弱っていったような兆候も見られたそうで、杉を守るたびに遠くから眺められるように展望台を作ったそうです。近く前行けないのは少し残念ですが、杉を守るためには仕方なしですね。

f:id:namarem:20210801160220j:plain

縄文杉まで行って気づくことが一つあります。屋久島の森が深く、木々が高く伸びており光がほとんど入らない場所ばかりですが、屋久杉の周りは光であふれています。周りの木を切ったためと、大きな杉の周りは他の木が育ちにくい為でしょうか。

なお地元の林業レジェンド(高田久夫:https://wedge.ismedia.jp/articles/-/444)の方の言い伝え曰く、縄文杉より大きな屋久杉がまだ屋久島にはあるそうですが林業関係者のお弟子さんしか恐らく場所は知らないそうで、その存在は伝説に近い存在だそうです。。。NHKとかで偶に屋久杉より大きな杉を探せとか特別番組が組まれてるぐらいなので、まだまだ知らない巨大杉が島に残ってるのかもしれませんね。

行きは眠くてもうろうとしていて撮り忘れた夫婦杉を帰りにパシャ。別々の木が枝でつながっています。

f:id:namarem:20210801160528j:plain

最後のトンネルを超えて

f:id:namarem:20210801160703j:plain

無事ゴール。。。!バスに間に合った。。

f:id:namarem:20210801160707j:plain

登山口に帰ってきたのが夕方の5時くらいだったと思います。一緒のグループの女性が途中かなり疲れていた様子でした。。。雨がかなり降っていたので、大変だったと思います。

 

サンカラがほぼ関係ない投稿になってしまった。

【公式】サンカラ屋久島 sankara hotel &spa Yakushima |リゾートホテル 高級ホテル (sankarahotel-spa.com)

所在地: 〒891-4402 鹿児島県熊毛郡屋久島町麦生553
電話: 0997-47-3488

sankara hotel&spa Yakushima/サンカラ ホテル&スパ屋久島 屋久島 南の島のリゾートホテル1/2

(1/2はご飯と宿。2/2では周辺観光。)

屋久島です。巷で評判のサンカラにいきました。日本にも良いリゾートがだんだん増えてきて国内でも海外のようなリゾート気分が楽しめる時代になってきたのがうれしいです。屋久島は10年前のスピリチュアルブームをピークに観光客が減っていっているそうです。つまり今がチャンス!(空いているので)

東京羽田→鹿児島→屋久島で飛行機で行きます。
f:id:namarem:20210727115526j:image

空港からは送迎で宿に。屋久島は地区がいくつか分かれていて、サンカラは比較的空港から離れている島南部にあります。

メインの通り(宮之浦や安房地区)などからも離れているのですが、まぁサンカラ自体レンタカーいくつか用意していて空いてれば借りれるし、基本ホテルの外にはガイドツアーで回るのみで、ガイドさんに頼んで町に立ち寄ることもできるしということで、困ることはありません。町にこれといった物があるわけでもないんで。。。

ただ、屋久杉や島横断を目指す場合やガイド無しでのチャレンジしようとしている方は登山口のアクセスが重要になります。荒川登山口や白谷雲水峡口からサンカラが少し遠いです。登山する場合は登山口を考えて宿を計画するといいと思います。

※ガイド付きなら基本的に送迎してくれるので、ちょっと早起き構わないなら無問題です

 

(例の如く、随分前に泊まったのであまり部屋や外観に写真を真面目に撮っておりませんが。。汗)

こちらホテルフロント入ってすぐのロビー外のプール。プールはこちら一か所。周辺にビーチベッドが並んでいます。暗くて見えませんが。
f:id:namarem:20210727115426j:image

部屋に移動。ホテル内に点々と宿泊舎があります。2F建てで、1Fひと部屋、2Fひと部屋です。ゴルフカートみたいな電動車で送迎してくれますが、まぁ歩いても大丈夫。荷物ある時だけフロントまで送迎をお願いする感じですかね。

室内。2Fに宿泊です。
f:id:namarem:20210727115505j:image
f:id:namarem:20210727115436j:image
f:id:namarem:20210727115722j:image

f:id:namarem:20210801140916j:plain

だいぶ部屋は広いです。いいお部屋。

さてご飯です。サンカラは二つのレストランayanaとoaksがあります。3泊の旅程で、到着日はまずはayanaから。

サンカラが10周年記念に本坊酒造と作った焼酎。焼酎好きならどうぞって感じかな。

f:id:namarem:20210727115707j:image

コースで出てきます。プレフィックスのコースです。メインと前菜二品が選べたっけかな?いろいろ食べた結果をいうと、得意メインなんかは追加料金払って、なかやま牛黒の皿を頼むのが良いと思います。

たこ焼き風の前菜。まぁおいしい。
f:id:namarem:20210727115443j:image
首折れ鯖のサラダ。ayanaのスペシャリテっぽいですね。目の前であぶってくれます。
f:id:namarem:20210727115743j:image

半熟たまごと和えます。
f:id:namarem:20210727115440j:image

正直、首折れ鯖を刺身で食ったほうがおいしいのが悲しいところ。。フレンチにしたかったんでしょうね。見てのとおりの味です。

なんだっけかな。。
f:id:namarem:20210727115502j:image

魚介のタルタル風いくら和え。うーん。

f:id:namarem:20210801141948j:plain

こちらは豚肉だったかな。。のロースト。お肉はいいお肉だとは思うんですが、ちょっとタンパク。
f:id:namarem:20210727115458j:image

ナスがのった、ハンバークだったかな。。。あんまり美味しくない。

f:id:namarem:20210727115422j:image



二日目の夜再度ayanaへ。

再度たこ焼き前菜。魚介のボミートールかな。
f:id:namarem:20210727115536j:image

ローストビーフ。おいしい。
f:id:namarem:20210727115552j:image

なんだったかな。。結構食べるのに苦労。f:id:namarem:20210727115626j:image

グーパスタ。もうちょっと頑張ってほしい。
f:id:namarem:20210727115715j:image
f:id:namarem:20210727115635j:image

 

三日目。ayanagがカジュアルフレンチに対して、oaksはしっかりとしたフレンチ。ayanaのコース料理がついているプランの場合、席が空いてれば6,000円で変更可能です。ayanaがあまり会わなかったので、期待値低めで挑みます。

お迎えがいます。
f:id:namarem:20210727115726j:image

ホワイトビール。美味しかったです。。ビールでここまで美味しいのは久しぶり。これぞというレストランにだけ営業して卸しているそうで。(納入したいとレストランから行っても納入させてくれない)

f:id:namarem:20210727115451j:image

さて、メニューです。
f:id:namarem:20210727115418j:image

フィッシュアンドチップス。なんか傳を思い出す遊び心。

f:id:namarem:20210727115718j:image
生ハム海老。美味しいです。生ハムとメロンが相性がいいように、フルーツソースが合うんでしょうね。。エビ特段好きでもないんですが、美味しい。

f:id:namarem:20210727115509j:image

パン。こちらで作っているそうで。

f:id:namarem:20210727115529j:image

なお、カウンターに座っており、目の前に鉄板をつかって調理しているのが見えます。

首折れ鯖。美味しかったと思う。

f:id:namarem:20210727115642j:image

クルマエビレモンの葉にくるんで。エビのクオリティが高いですね。。
f:id:namarem:20210727115447j:image
f:id:namarem:20210727115518j:image


f:id:namarem:20210727115735j:image干しシイタケのスープ。ちょっと胃にたまってきたところで、滋味あふれる味です。いいリズム。

アカジョウという、こちらのほうのお魚です。
f:id:namarem:20210727115607j:image

なかやま黒牛。ステーキも美味しいですね!

f:id:namarem:20210727115603j:image
トリュフご飯食う?と言われたので注文してしまった。。プラス3000円くらいだったか。。口たっぷりに広がるトリュフの香り。特にトリュフ好きってわけでもないなら、一度食べたら食べなくてよいとは思う。
f:id:namarem:20210727115654j:image

デザートです。パイナップルとココナッツ。口がさっぱりします。ココナッツ味はちょっと珍しい。
f:id:namarem:20210727115639j:image

デザートその2。イチジクのタルトっぽいのが結構重めです。おなか一杯にここでさせておく感じかな。まぁ、残してもどっちでも。

f:id:namarem:20210727115533j:image
お茶菓子。なんだったかな。。
f:id:namarem:20210727115711j:image

oaksは大満足でした。。ayanaとはいったい何だったのだろうか。お魚類もお肉も美味しくてびっくりです。。。

 

スタッフの方も鹿児島の人が多くいるようで、地元の優良企業といった感じなのでしょうか、皆さんやる気にあふれる接客でした。プールはそんなに広めでないのですが、大人向けのホテルということで十分でしょうね。

ご飯はayanaは冒険せず固いメニューを選べば楽しめると思いますが、ちょっと味が安定しないかなといった様子でした。三日間の旅亭でしたらayana(アラカルト)-oaks-oaksか、ayana(アラカルト)-oaks-地元のお店とかが楽しめる気がします。oaksのクオリティが良すぎて6000円の差しかないなら、胃が疲れない限り断然oaksをお勧めします。

 

素晴らしい日本のリゾートとレストラン。宿☆4.6、レストランayana(夜)☆3.3、レストランoaks☆4.0。

 

つづき(周辺観光とお食事処 潮騒)

 

【公式】サンカラ屋久島 sankara hotel &spa Yakushima |リゾートホテル 高級ホテル (sankarahotel-spa.com)

所在地: 〒891-4402 鹿児島県熊毛郡屋久島町麦生553
電話: 0997-47-3488

arcana izu/アルカナイズ 伊豆湯ヶ島 森の中の近代オーべルージュ

一休で評価が高い宿が伊豆にある。なかなか週末予約が空いてなかったのですが、良いタイミングで空きがあったので予約。伊豆の修善寺の少し先湯ヶ島に宿はあります。

 東京から湯ヶ島までは車で2時間程度。(実際には御殿場アウトレット経由でしたが)ほとんど高速経由で行けるので近いです。

門を車で入っていくと受付があり、車をカギを預けて(バレーサービス)そこからコンクリ打ち付けの宿泊連に案内されます。受付は部屋で行うスタイル。

f:id:namarem:20210728011901j:plain

ウェルカムなドリンクとお菓子が出ました。

部屋はこんな感じ。宿泊連は川沿いにあり、すぐ前には濃い緑がひろがります。

f:id:namarem:20210728011936j:plain

写真あんまとらなかったので、部屋の写真はこれぐらいしかないです。。リバービューテラスです。まぁ様子はHP見てもらえれば。。部屋の外観はコンクリ打ち付けのアパートのような感じで、はじめ見たときえ、ここ部屋?と思うようなアパート感が若干ありましたが、ちゃんと高級ホテルしている部屋でした。コンクリ打ちつけの部屋は珍しいですが、遮音性が高いんですかね? なお、全部屋外から入る感じで内廊下はありません。プライベート性が保たれていそうです。

風呂は半露天風呂。目の前は川挟んで森みたいな感じ。ブランド物のアメニティがそろっていて、リュミエリーナの立派なドライヤーがあったり、ソファーもセンス良い輸入物。設備が良いというか、趣味がいいですね。ここら辺満遍なくレベルが高い感じが人気の秘密なんでしょうか。。

夜ごはんへ。レストラン用の建物に外経由で移動します。雨降ってたので宿の備え付けの傘を利用。冬はやば寒そう。

f:id:namarem:20210728012050j:plain

高い天井の前の1枚ガラスの前に広がる深い緑の森は圧巻です(写真もっと撮っておけばよかった)都内では味わえないビューですね。他の客の視線を気にしないなら、必ずカウンター席をリクエストしましょう。女性の方は特に嬉しいのではないのでしょうか。雨がふったお陰でより緑が映えます。

神秘コースを予約してあります。

f:id:namarem:20210728012322j:plain

なんかすごいの来た。。!?

f:id:namarem:20210728012129j:plain

タパスだそうで。。

f:id:namarem:20210728012103j:plain

f:id:namarem:20210728012206j:plain

f:id:namarem:20210728012233j:plain

f:id:namarem:20210728012245j:plain

f:id:namarem:20210728012310j:plain

どう考えても料理よりこのジオラマに手間がかかってる気がすr

続いて前菜。きゅうり味のキャビアって感じ

f:id:namarem:20210728012335j:plain

パン。まぁ普通かな。。

f:id:namarem:20210728012348j:plain

パプリカソース、何の魚だったかな。。。鯵?ひたすらパプリカの味のソース。どういう味を提供したいのか良くわからなかった。。

f:id:namarem:20210728012359j:plain

ズッキーニソースのあわび。きゅうり味と被る。f:id:namarem:20210728012412j:plain

ヤングコーンにバターを絡めて。マヨネーズ醤油の方が美味しい気がするし、開いて出すと冷めちゃわないかと思ってしまった。。。

f:id:namarem:20210728012425j:plain

忘れた。。マハタと枝豆かな。全体的に緑/青物の匂いが続くなここで思いました。

f:id:namarem:20210728012439j:plain

お酒。かわいいラベル。飲みやすかったです。

f:id:namarem:20210728012451j:plain

黒トリュフ添えの地魚

f:id:namarem:20210728012503j:plain

伊豆牛。記憶にないということは普通だったのだろう。

f:id:namarem:20210728012516j:plain

デザート。見た目はいい。緑のはメロンだったかな。。

f:id:namarem:20210728012528j:plain

デザートその2。トウモロコシのひもを揚げたもの?とアイスクリーム。美味しかった。隣の方はおいしいと喜ばれてました。

f:id:namarem:20210728012605j:plain

お茶菓子。

f:id:namarem:20210728012038j:plain

 

続いて朝ごはん

f:id:namarem:20210728014904j:plain

テーマは森のピクニックだそうです。

f:id:namarem:20210728014852j:plain

f:id:namarem:20210728014928j:plain

卵料理は選べるということで、黒米のソース?の目玉焼きをチョイス。かなり変わった味ということを言われました。

f:id:namarem:20210728014955j:plain

正直すまんかった。。(残した)

 

大人をターゲットにしてプライベート性を高めた全室風呂付のハイクオリティおこもり宿。ごはん込みで10.5万円でしたので、かなりお高めの宿ですが、芸能人とか、DINKS、大人の関係の方々に人気がありそうですね。。。客数も少なくて内廊下などもないので他の客と基本会わずに済むのは、ありがたい人にはすごく嬉しいのだと思います。部屋のクオリティもすごくよかったです。レストランも雰囲気があり、デートとかには最高に良さそうです。都会からのアクセスの良さを考えて、あのご飯の構成、素晴らしいレストランを考えると10万円はまぁ納得かなと思います。

問題は、見た目はいいんですが、味はそれほどでもな所。。。ですね。。リピート来てもらうためには毎回違う物出さないといけないし、地産地消や森のコンセプトも盛り込みたいし、プレゼンテーションこだわりたいしと、色々こだわり過ぎてしまって単純な美味しさが置いてかれてる気がしました。。。でも非日常感の演出がよくなされてたと思うので、それで良いのかもしれないですね。

はまる人には嵌るかもしれません。個人的に個室半露天風呂とかより単に広い露天風呂があるほうが好みなので、まぁそんなにって感じだったのと、ご飯も好みではなかったので再訪はないかなぁ。宿☆4.1、 夜☆3.7、朝☆3.4ってところで。

伊豆 オーベルジュ 高級旅館 | arcana izu (アルカナイズ) (arcanaresorts.com)

所在地: 〒410-3206 静岡県伊豆市湯ケ島1662
電話: 0558-85-2700