スーツ生地ブランドの種類

スーツ生地のブランドは、ミル系メーカー、マーチャント系メーカー、ライセンスの３つに分類されます。

ミル(Mill)：

自社での毛織を主体とした会社です。羊毛から生産している会社も多く、コストパフォーマンスが高い会社が多いです。

工場自体を持っているため、多彩な織の技術をそれぞれのミルが持っており、ナチュラルストレッチ加工、ミルド加工や糸と織を合わせた技術などウールの特性を最大限発揮させる技術を置く持ちます。一方で、メーカーごとに生地の特色、価格帯や素材の得意分野が分かれることが多いです。

マーチャント(Merchant)：
毛織の商社を主体とした会社です。いくつか自社でミルや羊毛を抱えることもありますが、基本的には羊毛などを仕入れてきてミルを持っている会社に生地にしてもらったり、マーチャント側が生地の行いそれに基づいて生産を委託したり、自社の工場で製造したりと様々なパターンの製造法を生かすのがマーチャント系ブランドです。

そのため、コレクション数が多く、また販路も広いです。世界中から良い素材を買い集める能力が高いため最高級のコレクションなども多くそろえておりますが、企画力の強い会社が多く、常にトレンドを織ったコレクションを提供してくれますが、その反面やや割高となるコレクションもあります。

ライセンス：
いわゆるライセンス品のこと。ライセンスを他社に供与して生地を売っている。
主にデザイナーズブランドに近い。ブランド名に対して安定した品質になることもあるが、割高になる。

詳しくはここ

http://www.ringwood.jp/about1.html

http://www.vightex.com/a/01/index.html